不老不死の猫
とみた黍です。
最近…というか猫と暮らしてからずっと定期的に考えていること。
どうにかして、猫を不老不死にできないか。
不老不死とは言わなくても、100年くらいは生きるようにならないか。
一緒に暮らすと決めたときに、「最後まで責任を持って」と覚悟した気持ちは本当ですし、いつもそう思っています。でももう一人の自分がつねに、「猫に看取ってもらいたい」もしくは「猫と同時に寿命を迎えたい」と思っている…
よく物語の悪役で、「永遠を願って時を止めようとする」とか「禁忌を犯して命を蘇らようとする」とかありますよね。だいたい主人公側の正義にさとされるんですけど。猫のことで想像してみると私は完全に悪役に共感しちゃいますね。
どうにかしてどうにかならんかなと思いながら、毎日手のひらから私の命を分け与えるイメージで猫を撫で、心臓の鼓動を聴きながら急ぐな…もう少しゆっくりのテンポになれ…と念を送り、最低100年は生きるんだぞと目を見て語りかけています。
おわり