お知らせ
とみた黍です。
このたび、Twitterで更新していたねことの暮らし漫画が単行本としてまとめていただけることになりました。嬉しいです…!
Twitterのほうとの違いは、
①全ページ色を塗っている
②作画修正しているところがある
③描き下ろしが60pくらいある
です。
①全ページ色を塗っている
がんばりました…。
②作画修正しているところがある
初期のほうは特に線の太さが統一されてなかったりして、一冊の書籍になると見にくいかな?と思ったのでそのへんを調整しました。
③描き下ろしが60pくらいある
Twitterに載せたい話と、本にだけ載せたい話は自分の中でなんとなく違います。本ではねこを拾って悩んだ話や、子猫時代の大変だった話などを追加で描きました。
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普段会社員をしながら漫画を描いたりしています。2019年の3月にはじめての単行本が出て、そのあとは絵や漫画関係の仕事が継続してあるわけではなく(個人的なお手伝いなどはありましたが)、営業とかしたほうがいいんだろうな…と思いながらも単行本作業が終わった開放感から数ヶ月なにもせずにいました。
そのままあっという間に2019年が終わり、なんかしなきゃと思い立って、ずっと前から趣味として描きためていたねこの漫画を週1くらいで更新してみることにしました。これが2020年の地味目標でした。
それで、ある程度たまったら自分で本にまとめてコミティアとかに出ようかなーって思ってました。それ持って出張編集部行ってみようかなとか。
そしたら途中でTwitterを見た前の本の担当さんから連絡がきて、単行本としてまとめていただけることになりました。大事なねことの個人的な思い出が全国の本屋さんに並ぶのはふしぎな気持ちですが、とても嬉しいです。
前回ははじめての単行本で告知などもおそるおそるやってたのですが、今回はもう少し宣伝も頑張りたいと思います。読んでいただけると嬉しいです!
▼予約はじまりました
https://www.amazon.co.jp/dp/40
「にんげん1人とねこ1匹」
発売日:2021年1月28日(木)
価 格:1100円+税
です。どうぞよろしくお願いします。
歌いやすい坂
とみた黍です。
今住んでいる家はなだらかな長い坂のおわりに面しているのですが、この坂を自転車で下りながら歌う人が本当に多いです。
自転車を漕ぎながら歌う人に遭遇する頻度ってどれくらいでしょうか…
普通に生活してるといちいち数えないですよね。以前の私もそうでした。
今の家だと、部屋の中にいるだけで1週間に2〜3回遭遇します。しかもみんな熱唱です。
Lemonの「自分が思うより」の部分を歌ってたのが聞き取れたときは思わず窓の外を見てしまいました。
道幅が広い割に夜は交通量が少なく、なだらかで長くてほどほどに明るいので、きっと歌うのに気持ちいい坂なんだと思います。
まだ予定はないですが、引っ越したらこの現象にも立ち会えなくなるのか…と思うとすこしさみしいです。
おわり
言葉にしないのも大事
とみた黍です。
最近昔より、自分の感情を誰でも見られるネット上に残すのが怖いなと感じるようになりました。
(急に何!?ですよね)
世の中では、誰かにとっては嬉しいことや誰かにとっては悲しいことが毎日たくさんあり、
自分の発言が知らない人をどんな気持ちにさせるのかが想像しきれないからです。
会って話したことある人だと反応がなんとなく想像できるのですが…
別に病んでません…笑
そのことを友達にこないだ話したら、「言葉にしないで心で止めるのも大事」と言ってもらえて、もう少しこのままでいっかーと思いました。
それでもやっぱり発言しなさすぎるのはもったいないと感じる場面もよくあり、リハビリ兼ねてがんばって捻り出しているのがこのブログです。
2021年の地味目標なのでがんばります。
おわり
3mの猫
とみた黍です。
不老不死も願っていますが、3mくらいにならないかな?とも思っています。
猫のあたたかさは、エアコンより、ストーブより、毛布より心地いい。
休日ごはんを食べたあとに、人間用のビーズクッションを占領している猫の後ろ姿を見て引き寄せられ、後頭部のにおいを嗅いで、後ろからくっついてみるといつのまにか夕方になっています。
眠気をさそうあたたかさ。猫の平熱はたしか38度くらいでしたかね。
この温度で足元まで覆ってくれたらいいのに…と思います。足がさむいから
7キロ近くある猫なので、あたたかいけど、お腹に乗られると悪夢を見ます。
おわり
不老不死の猫
とみた黍です。
最近…というか猫と暮らしてからずっと定期的に考えていること。
どうにかして、猫を不老不死にできないか。
不老不死とは言わなくても、100年くらいは生きるようにならないか。
一緒に暮らすと決めたときに、「最後まで責任を持って」と覚悟した気持ちは本当ですし、いつもそう思っています。でももう一人の自分がつねに、「猫に看取ってもらいたい」もしくは「猫と同時に寿命を迎えたい」と思っている…
よく物語の悪役で、「永遠を願って時を止めようとする」とか「禁忌を犯して命を蘇らようとする」とかありますよね。だいたい主人公側の正義にさとされるんですけど。猫のことで想像してみると私は完全に悪役に共感しちゃいますね。
どうにかしてどうにかならんかなと思いながら、毎日手のひらから私の命を分け与えるイメージで猫を撫で、心臓の鼓動を聴きながら急ぐな…もう少しゆっくりのテンポになれ…と念を送り、最低100年は生きるんだぞと目を見て語りかけています。
おわり